歯と歯の間の清掃について
投稿日:2022年1月21日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科衛生士の大熊です。
皆さんは歯と歯の間までしっかり磨いていますか?
実は歯ブラシだけでの清掃だと60%程度しか汚れ(歯垢)を落とすことが出来ないんです・・・!
何をすれば歯と歯の間まできれいに磨くことができるのかについて本日はお伝えしていこうと思います😊
清掃道具の種類と特徴
①デンタルフロス・・・歯と歯の間が狭い、重なっている方
・P字型 → 前歯向き、奥歯は頬が邪魔になる
・Y字型 → 奥歯向き、前歯も工夫すれば通せる
・指に巻き付けるタイプのもの → どの場所にでも使いやすいが最初は難しい
②歯間ブラシ・・・歯と歯の間に隙間がある方
・ワイヤータイプ → 汚れ(歯垢)を絡めとりやすい、向きを間違えると刺さって痛い
・ゴムタイプ → 痛くなく通しやすいが、汚れ(歯垢)がほぼ取れない。お勧めしません。
これだけの種類があります。
通し方のポイントとコツ
歯と歯の間、と言っても実際に落としてほしいところは、
歯ぐきの際です。ここに汚れ(歯垢)が残っていると、歯と歯の間の歯周病が進んでしまったり虫歯になってしまいます。見えにくい箇所になるので、痛みが出たり気づいた時にはこんなにも進んでしまっていることもあります😥
デンタルフロスや歯間ブラシを、歯と歯の間に入れたあとに図の矢印の通りに動かしてみてください。歯間ブラシが刺さる場合はすくい上げるように入れてみてください。
最後に
特に歯間ブラシはサイズが様々ですので、合ってないサイズを使うと十分に汚れ(歯垢)を落とせなかったり、歯茎が下がってしまう原因の一つになったりします。
どうせ使うならば効果の高い使い方をしたいですよね?
ぴったりのサイズは実際にお口の中を見てみないとわかりませんので、ぜひご来院ください😊
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