昨今では食べ物の多様化によって、固い物を食べる機会が減少しています。そのため、顎骨が正常に発達せず、顎と歯の不釣り合いによって歯並びが乱れるお子様が増加しています。

上顎が小さく位置が適切でない場合には、鼻腔が狭まることにより、鼻呼吸が困難となります。また、下顎が小さく位置が適切でない場合には、歯列の乱れによって舌が喉側に落ち込み、いびきや口呼吸を助長することになります。

呼吸がしっかり行われないと、脳へ十分な酸素が供給されなくなり、学力の低下をはじめ、中耳炎や多動症、情緒不安定になるなど、さまざまな悪影響が予想されます。

さらに、口呼吸は口腔内が乾くため、唾液の殺菌効果や洗浄効果が得られず、歯垢の付着や口臭の発生、虫歯リスクを高める他、細菌やウイルスを直接取り込むことによって、風邪などにもなりやすくなります。

床拡大装置は、取り外しができる薄型の装置です。装置に埋め込まれたネジを少しずつ拡大することで歯列を拡大し、永久歯が綺麗に生え変わるよう促します。成長を利用して行うため、比較的負担が少ないのが特徴です。基本は就寝時の着用となるため、日中の生活にも支障がほとんどなく、無理のない矯正治療が可能です。

マウスピース型矯正装置「インビザライン・ファースト」は、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期（約6歳～10歳位）のお子様が対象となるマウスピース型矯正装置です。

マウスピース型矯正装置インビザライン・ファーストは、矯正の第1期治療の目的である「顎の拡大」と第2期治療の目的である「歯並びの調整」を同時に行える活気的な矯正装置です。

顎骨を拡大することで、これから生える永久歯のスペースを確保しながら、一つひとつの歯を理想の位置へ動かせるため、効率良く歯並び・咬み合わせの改善が行えます。

マウスピース型矯正装置「インビザライン・ティーン」は、10代のお子様向けに開発されたマウスピース型矯正装置です。1日20～22時間ほどマウスピースを装着して理想の歯並びへと歯を移動していきます。

透明で薄いマウスピース型の矯正装置は、目立ちにくく、周囲に気づかれることはほとんどありません。さらに、ご自身で取り外せるため、食事や歯磨きも普段と変わずに行っていただけるなど、ストレスなく歯並びを改善することができます。

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