知覚過敏について
投稿日:2021年10月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科衛生士の大熊です。
冷たい飲み物を飲んだり、アイスなど冷たいものを食べたとき「キーン」としみたことはありますか? もしかしたらそれは歯の知覚過敏という症状かもしれません。
以下のチェック項目に1つでも当てはまる方は知覚過敏もしくは、知覚過敏予備軍の可能性があります😥
□上記にある通り、冷たいものが「キーン」としみる
□酸っぱいもの、甘いものがしみる
□歯ブラシを大きく動かす
□硬い歯ブラシが好き
□歯並びが悪い、嚙み合わせが悪い
□歯周病と言われたことがある
どうしてしみてしまうの?
歯は元々見える部分はエナメル質という硬い組織で覆われていますが、歯ブラシを大きく動かしたり毛先の硬い歯ブラシを使うなどして歯茎が下がってしまうと歯の根っこ(セメント質)が見えてきてしまいます。
セメント質には象牙細管という、歯の神経に通じる小さな穴が空いているので冷たいものなどがその穴を通じてしまい、しみるというわけです。
また、1本の歯に力が集中してしまう事でその歯が炎症を起こしてしまったり、エナメル質がすり減ってしまうことも原因の1つです。
治療法は?
原因を取り除くことで症状は軽減していきます。
噛んだときに1本の歯に強く当たり炎症を起こしていることが原因ならば、嚙み合わせの調整をします。
歯ブラシの仕方が原因ならば、私たち歯科衛生士が歯ブラシ指導をさせて頂き適切な磨き方をお伝えいたします。
また、市販でも販売されているシュミテクトなどに含まれる『硝酸カリウム』や『乳酸アルミニウム』は上記にある象牙細管を埋めてくれる効果があるので、歯磨きをするときに使用していただくとより効果があります。
それでもしみる場合は歯科医院専用の濃度の高い『硝酸カリウム』を塗ったり、コーテイングをしたり、場合によっては神経を抜くこともあります。
最後に
知覚過敏以外でも虫歯でしみてしまうこともあります。
それぞれに合った最適な治療法を提示いたしますので、
ぜひご来院ください♪
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